こんにちは!長ちゃん(@SsfRn)です。
年明けのブログにて行った行動宣言、
月に最低2冊の本を読む。
※詳しくはこちらへ→”チャンス”を”チャンス”として掴むために
とりあえず1冊読み終えたので、
書評というか感じたことを書いてみます。
伝え方が9割
今回読んでみたのは、数年前ちょっと流行った「伝え方が9割」。
最近、人とのコミュニケーションについて考えることもあり、こちらを今更ながら購入してみました。
著者は佐々木圭一さんという、元博報堂のコピーライターの方です。
佐々木さんは、元々コミュニケーションをとるのが苦手で、博報堂ではまさかのコピーライターの部署に配属。そこで様々な経験を積んでいく中で、「伝え方にはシンプルな法則がある」「感動する言葉は作れる」ということに気がついたそうです。その技術を詰め込んだのがこの本というわけです。
大きく分けて
①ノーをイエスに変える技術
②強いコトバをつくる技術
の2つの技術を紹介しています。
①については
STEP1 自分の頭の中をそのままコトバにしない
STEP2 相手の頭の中を想像する
STEP3 相手のメリットと一致するお願いをつくる
と3つのステップがあり、これをうまく使うことで相手に「イエス」と言ってもらうことができるのだとか。
これに関しては、容易に想像できるし、実際に何度か実践したこともあります。本の中でも例で使われていましたが、異性をデートに誘う時とか使いやすいかもです。
他に気をつけるポイントもあるのですが、それは本読んでのお楽しみ。
続いて②。
強いコトバをつくる技術は5つあるとしています。
1.サプライズ法
2.ギャップ法
3.赤裸裸方
4.リピート法
5.クライマックス法
ちなみに今回もブログのタイトルはこのリピート法を使用しています。
強いコトバにすることで、記事を見てもらいやすくする手法です。
そう、この②の技術はブログなどにも活用できるんです。
より抑揚がつく文章が作れますね。
それぞれの手法については本を読んでのお楽しみ。
それでも人を動かすのは想いを乗せたコトバ
社会人になり、人との会話を、考えて話すようになりました。
学生の時は思ったことをそのままコトバにしていましたし、感情をそのまま伝えてしまっていました。
それでは、コミュニケーションを取っていることにならないことを、社会人となり痛感し、一つのコトバを伝えるのも聞き取るのも、細かいことを意識する癖がつき、常に頭を働かせてコミュニケーションを取っています。
今回の「伝え方は9割」は、そのコミュニケーションに活用することができる技術を紹介されていました。すでに認知して実践していたものもありましたし、初見のものもあって、普段のささいなコミュニケーションには使えそうだな。というのが素直な感想です。
ただ、それでも人を動かすことができるのは、自分の気持ちや想いを乗せたコトバだと思います。
今回のような小手先のテクニックに頼らず、自分の感情をそのままコトバにする。
心の底からこの人を助けたい!
この人の力になりたい!
相手がそう感じ、行動に移してくれる時は、素直で愚直でまっすぐなコトバ。
本当に人に動いて欲しい時ほど、纏っている鎧は脱がないといけないのかなと、この本を読んでいて感じました。というより、これらのテクニックを駆使したところで、人が自分のために動いてくれるイメージが浮かばなかった。
思い返してみると、人が私のために動いてくれる時は、私自身が迷いもなく感情を込めて伝えたメッセージであったり、シンプルなコトバだったり、無心で発したコトバでした。
もちろん、日頃からの小さなお願いではそんなことはしませんが(そんなことで無心になれません笑)、大事なお願いとか、譲れないことであったりとか、そんなシチュエーションに限ります。
その場その場でどう伝えればイメージしている結果になるか、それを考えることが大切なのかもしれませんね。
最後に
人とのコミュニケーションってとても難しいなと感じる今日この頃。
特に、年が離れていたりすると余計にそのハードルが上がる気がします。
そんな日頃から感じることがあり、この本を手に取りました。
コミュニケーション系の本は、即実践ができるから、その辺りはめちゃ利点。
日頃から試していくこととします。
ちなみに「伝え方が9割」について、美女読書でも取り上げられていたので、こちらも合わせてどうぞ。→美女読書
それでは!
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